土曜日に行われるビッグマッチ、マンチェスター・シティ対チェルシー。プレミアリーグ首位を争う青いチーム同士の対戦は、ペップ・グアルディオラとアントニオ・コンテという今をときめく名監督同士の衝突でもある。
就任初年度ながらもいきなり好成績を残している彼らにとって、この試合は今シーズンの前半戦で最も重要な90分になる可能性がある。
『FourFourTwo』によれば、前日の記者会見に臨んだ両指揮官は互いに相手の指導について称賛し、試合を楽しみにしている様子を見せていたという。
ジョゼップ・グアルディオラ
「アントニオ・コンテは今、間違いなく世界で最高のコーチの一人である。
我々が直接戦うのは初めてだ。彼を相手にプレーできるのは素晴らしいこと。
アントニオ・コンテはユヴェントスで傑出した仕事をした。初年度からプレミアリーグの優勝候補であったし、その評価はますます高まっているはずだ。
私は1、2回彼と話した事があるだけだ。しかし、彼が選手だった時に見たことがある。いい選手だったよ」
(ガブリエウ・ジェズスがやってきたね?)
「パウメイラスが優勝を決めたから、彼はここに来た。アカデミーを見に来たんだ。彼は3年間休み無しでプレーしてきたからね。休息が必要だ」
アントニオ・コンテ
「彼に対しては大きな、大きなリスペクトを持っている。なぜなら、ペップはサッカーを学ぶこと、新しい解決策を見出すことを好み、サッカーに新しいアイデアをもたらしてくれるからだ。
わずか数試合でアイデアを浸透させるのは簡単ではない。しかし、彼はファンタスティックなマネージャーであり、マンチェスター・シティで素晴らしい仕事をしている。
彼のチームを見れば、ペップのアイデアを見て取れるはずだ。試合はとても難しいテストになるだろうね。
ペップは素晴らしい仕事をしているように見えるよ。シティで良い状況を見出したと思う。クラブにはバルセロナでともに働いていた2名の人物(チキ・ベギリスタインとフェラン・ソリアーノ)がいるし、アイデアを素早く浸透させられる適切なシチュエーションを見出したんだろう。
マンチェスター・シティを見れば、アイデアも見られる。こういうのは好きだよ」
「あらゆるチームがそれぞれのキャラクター、それぞれのアイデアを持っている。グアルディオラが率いたチームは、どれも長い時間ボールを保持するという個性がある。
あらゆる監督がそれぞれのアイデアを持っている。私について言えば、よりダイレクトにゴールへ向かうもので、ポゼッションは比較的少ない。
しかし、勝利を得るための方法論は様々にある。したがって、私は様々な監督が持つアイデアに対し、常に全面的なリスペクトを持っているよ」