『FOX Sports』など各メディアは、「オーストラリア・Aリーグのウェリントン・フェニックスは、マーク・ルダン氏を新監督に招聘する」と報じた。
今季Aリーグで開幕から2勝6敗と結果が出ていないウェリントン・フェニックス。2013年からチームを率いてきたアーニー・メリック監督がそれを受けて辞任を発表し、指揮官不在の状態となった。
現在は暫定的にアシスタントを務めていたクリス・グリーンエイカーとデス・バッキンガムがトレーニングを指揮することが決定しているが、並行して次の指揮官の招聘へと動いている。
その筆頭候補として考えられているのが、昨季までシドニー・ユナイテッドを率いていたマーク・ルダン氏であるという。
マーク・ルダンは1975年生まれの41歳。2005年から所属したシドニーFCでキャプテンを務め、ピエール・リトバルスキー監督に連れられてアビスパ福岡に加入したことでも知られるDFであった。
引退後はロックデイル・シティ・サンズで指導者デビューを果たし、その後シドニー・ユナイテッドでナショナル・プレミア・リーグを2度制覇するなど成功を収めた。
夏からはオーストラリアU-20代表でアシスタントコーチを務めていたが、AFC U-19選手権で敗退したことからワールドカップへの出場を逃している。
ウェリントン・フェニックスとマーク・ルダン氏の会談は今後行われる見込みで、その結果次第で契約が行われるかどうかが決まるようだ。
なお、他の候補は現在クラブワールドカップのために来日しているオークランド・シティの指揮官ラモン・トリブリエ氏であるという。
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