71名もの尊い命が失われたシャペコエンセの墜落事故。かつてヴィッセル神戸を率いたカイオ・ジュニオール監督も犠牲者のひとりとなってしまった。
そんななか、シャペコエンセは新監督を発表した。
Vagner Mancini assume a equipe com a responsabilidade de manter o trabalho que vinha sendo realizado. Seja bem-vindo, Vagner!#VamosChape pic.twitter.com/lUOcpp8FhP
— Chapecoense (@ChapecoenseReal) 2016年12月9日
来年からチームを指揮することに決まったのは、ヴァギネル・マンシーニ。
彼はブラジル出身の50歳。現役時代には呂比須ワグナーとともに本田技研でプレーしていた経験もある。
指導者転身後は、主にブラジル国内で多くのクラブを率いてきた。本格的に監督業をスタートさせたパウリスタでは指揮1年目にしてコパ・ド・ブラジル優勝を果たしている。直近ではブラジル1部のヴィトーリアを指揮していたが、今年9月に解任されていた。
なお、かつてセレッソ大阪を指揮したレヴィー・クルピ監督も候補のひとりとされていた。
『globo』によれば、クルピは来年のサンタカタリーナ州選手権(1月~5月)の終了まで無償で引き受けると申し出ていたという。ただシャペコエンセ側は少なくとも1年間はチームを指揮してくれる人物を探していたようだ。