15日、クラブワールドカップの準決勝もう1試合が横浜国際総合競技場で行われ、欧州王者のレアル・マドリーが北中米カリブ王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)を2-0で下した。

試合はクラブ・アメリカが人数を割いた守りからの速攻でリズムを掴んだが、時間の経過に伴いレアルがクリスティアーノ・ロナウドを軸に攻撃の形を作り始める。そして前半終了間際、トーニ・クロースのパスを受けたカリム・ベンゼマが難しい角度から右足でゴールを決めて先制に成功する。

後半は先制したレアルが全体をコントロールしつつ戦ったことで静かな展開に。1点を追うクラブ・アメリカは守勢に回りながらも失点を許さず、反撃の時を我慢強く待った。しかし規律のとれたレアルの守備陣を脅かすにはいたらず、試合終了間際にはロナウドに追加点を許した。

その結果、レアルは決勝で日本の鹿島アントラーズと対戦することが決定。敗れたクラブ・アメリカは、アトレティコ・ナシオナルとの3位決定戦にまわることとなった。

決勝、3位決定戦はともに18日(日)に横浜国際総合競技場で行われる。

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