『IANS』は、「FIFA会長のジャンニ・インファンテイーノ氏は、クラブワールドカップで起こった中断を謝罪した」と報じた。

今回のクラブワールドカップでは、初めてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がオンラインで試験導入されていることが話題になっている。そして、クラブ・アメリカとレアル・マドリーの試合ではそれを巡って長い中断があった。

そのためにルーカ・モドリッチやジネディーヌ・ジダンらが公然とVARへの反対意見を出しており、その問題点についても指摘されている。

しかし、FIFAはこの問題はVARの通信エラーであったことを明かした。VAR側はその時点でオペレータに話していたと考えていたが、主審側は自分が呼びかけられたと感じて試合を止めてしまったということらしい。

ジャンニ・インファンテイーノ会長はこれについては謝罪すると同時に、30秒位の中断で正しい判定を下せると考えるべきだと語った。

ジャンニ・インファンテイーノ(FIFA会長)

(クラブ・アメリカとレアル・マドリーの試合において、クリスティアーノ・ロナウドのゴールを巡って長い中断があった。ビデオ副審に問題は?)

「これは通信の問題だったのだ。我々はそれについて謝罪したい。

勝つか負けるかの状況で正しい判定を下すため、ワールドカップで1分、あるいは30秒の時間を費やしたらどうか。

選手は試合においてどれだけの時間を無駄に出来るか?たった30秒で正しい判定を助けられるのだ。

私たちは試合の流れを断ちたいと思っているわけではない。そこには2つの解決方法がある。

まず最初に、レフェリーが試合を変える状況で間違いを犯した時、(ビデオ副審に)確認を求められること。ミスが起こったという点をクリアにすること」
マルコ・ファン・バステン(VARチーフオフィサー)

「新しいことを始めたときには、時間が必要になる。もし15秒で可能になれば、我々は満足するだろう。

数ヶ月、あるいは数年経って、誰もがわかるはずだ。それは時間の問題だと。誰もが満足するはずだよ」

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