プレミアリーグ第18節、レスターFWジェイミー・ヴァーディは敵地でのストーク戦で一発退場になってしまった。
Jamie Vardy sent off for 2-footed lunge on Stoke's Mame Biram Diouf. https://t.co/1nTvHSl6f9 pic.twitter.com/qR6MEpVEQr
— theScore (@theScore) 2016年12月17日
前半28分、相手DFグレン・ジョンソンに奪われたボールを獲り返そうと必死に追走したヴァーディ。ボールがこぼれそうになったところに両足から飛び込んだのだが、それが相手FWマメ・ディウフにヒットしてしまった。
Jamie Vardy being walked off the pitch after receiving a red card for a foul on Mame Biram Diouf. pic.twitter.com/fOduG9wqwG
— Squawka News (@SquawkaNews) 2016年12月17日
その直後、クレイグ・ポーソン主審から突きつけられたのはレッドカード。確かに両足でタックルにいったが、ボールを狙ったものだったようにも見えた。そして、角度によってはディウフに激しく接触したわけではないようにも。
物議を醸すこのジャッジについて、『BBC』では識者たちのコメントを載せている。
元チェルシーFWパット・ネヴィン
「彼が両足でタックルに行った時、ディウフを傷つけようとしていたようには見えなかった。
だが、レフェリーからすればそれは関係なかった。イエローにすべきだったとけちをつけるつもりはない」
元レスターFWディオン・ダブリン
「クズだね。レフェリーは完全に間違った。ヴァーディはタックルをした。
両足で(危険な)タックルするつもりは全くなかった。100%間違いだ」
元トッテナムFWガース・クルックス
「クレイグ・ポーソンは起きたことについて、根本的に見誤っていた。
ヴァーディは両足で突っ込んだが、ボールを獲るためにそうした。
彼はボールを勝ち取り、ディウフは退いた。
ヴァーディは接触していない。決して無謀ではなかった。
レフェリーは小さなクラブに対しては大きな決断をする。より簡単だからね」
また、ハーフタイム時にはクラウディオ・ラニエリ監督が主審に詰め寄るシーンもあったようだ。このレッドカードに対する両監督の反応は以下のようなものだったそう。
クラウディオ・ラニエリ(レスター監督)
「一方の監督はYesと言うだろうし、もう一方はNoと言う。私に聞くならば、No(受け入れがたい?)だ。マーク・ヒューズに聞くなら、Yesだろう」
マーク・ヒューズ(ストーク監督)
「あれは両足でのタックルだった。彼は突っ込んだし、レスター側の不満については知らない。自分からすれば、あれは明白だった」
ヴァーディを失ったレスターは前半で2失点するも、終盤に2点を獲り返す劇的な展開で引き分けに持ち込んでいる。
なお、岡崎慎司はベンチ入りしたものの出番はなかった。