『ESPN』は「レスター・シティのイングランド代表ジェイミー・ヴァーディは、人種差別主義者というレッテルは一生つきまとうだろうと話した」と報じた。
昨年夏、ヴァーディはカジノでアジア系の男性を相手に『ジャップ!』と差別的な発言を行い、その映像が世界中に出回ることになった。
[Qoly] 岡崎の同僚FW、日本人に差別的発言?『The Sun』が伝える http://t.co/iMWsOnflwV
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2015年8月9日
彼は『The SUN』に連載している自叙伝において以下のように書き、昨年夏の出来事は半永久的に残るだろうと語った。
ジェイミー・ヴァーディ
「僕は自分のカードを投げ、彼を『イカサマだ』と告発した。
『支配人を呼べ』とディーラーに話した。そしてアジアの男は離れていった。
僕は立ち上がった。自分の中でフラストレーションが湧き上がり、そして言った。『おい、ジャップ!出て行け!』と。それを三回言った。
彼は戻ってきて、全ての攻撃的行動を謝罪した。彼はいつもそのような行動をしており、これまでは誰からも言われなかったという。そして、それから去っていった。
僕は激怒していた。椅子から飛び降り、飲み物をひっくり返し、叫んだ。僕はそれを自分で擁護するつもりはないが、あのビデオクリップは僕を悪人にしようと仕立てられている」
「ほとんどの罪は時間が解決してくれる。しかし、2015年7月に起こったことは消し去ることが出来ないものだ。
『差別主義者』という言葉は、僕の名前にいつも付きまとうだろう。それは犯罪歴よりも悪いものだ。
一部の人々は僕を許すことはないだろう。他の人は、自分が酷いミスを犯し、そこから何かを学んできたことを認識して、受け入れてくれるだろう。
子どもたちが父親の名前を検索したとき、Youtubeで、そしてGoogleで『ジェイミー・ヴァーディ、人種差別主義者』と出る。これはあまりにも恐ろしいことだ。
僕は怒っていたし、飲みすぎていた。しかし、僕は『ジャップ』が差別用語だと知っていれば、それは使わなかっただろう』
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