『Irish Independent』は「ジェイミー・ヴァーディの妻レベカーは、家族の友人から性的虐待を受けていた過去を明らかにした」と報じた。
Jamie & Rebekah Vardy after the Iceland game pic.twitter.com/bqYAHLgDmG
— 101 Great Goals (@101greatgoals) 2016年6月28日
レベカー・ヴァーディ(旧姓ニコルソン)は現在3人の子を持つ母であり、先日交際を続けていたジェイミー・ヴァーディと結婚した。
しかし、その結婚式にはジェイミー・ヴァーディの両親(家族の不和があると言われている)、そしてレベカーの家族も招待されていなかった。
その理由は、なんとレベカーは少女時代に家族の知人から3年間にわたって性的虐待を受けていたことがあり、そのために家から離れているというのだ。
現在34歳になったレベカーは、13歳の頃に初めて性的虐待を受け、それが3年間にわたって毎週のように繰り返されたという。
ランナーとして将来を嘱望されていた彼女は、この経験によって学校に通うことが出来なくなり、他人とも距離を置くようになったことから、才能を開花させられなかった。
この恐怖から「脱出する」ためレベカーは15歳で家族の下を離れ、自分の人生を送ることを選択したとのことだ。
新しい生活の構築に成功し、ジェイミー・ヴァーディというパートナーとも出会った彼女。しかし大人になってからもトラウマに悩まされ、第2子を出産した後には産後うつ病に苦しめられたことから、セラピストによる治療を受けなければならなかった。
これらの経験を振り返ることが出来るようになったのは、彼女がようやく「自分は間違っていなかった」と信じられるようになったからであるという。
レベカー・ヴァーディ
「虐待は誰もに恐怖、不快さ、そして孤独を感じさせる。しかし、たった一つの思いやりある言葉がすべてを変えてくれる。
私は、自分の経験で誰かを助けたい。悲しいけれど、これは特別なことではないの」