このほど行われたFIFAクラブワールドカップ2016の決勝戦。
欧州王者レアル・マドリー相手に鹿島アントラーズが一時逆転するなど白熱の展開となった。鹿島のゴールはいずれも柴崎岳が決めたものだった。
While the main prize of #ClubWC final day went to @realmadrid, a few standout individuals were commended too...🏆
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— FIFA.com (@FIFAcom) 2016年12月18日
延長戦の末にマドリーに軍配が上がったが、鹿島と柴崎は世界に向けて確かな存在感を見せたはず。
特に衝撃的だったのは、柴崎の2発。今年になってマドリーが1人の選手に1試合で2点奪われたことはあったのか調べてみた。
結果、公式戦では柴崎を含めて2度しかなかった。
もう一試合は、今月11日にサンティアゴ・ベルナベウで行われたリーガ第15節デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦。セルヒオ・ラモスの劇的逆転弾があった一戦では、元マドリーのデポルFWホセルが2得点を決めている。
Final no Bernabéu! #RealMadridDépor 3-2 #DaleDÉ! pic.twitter.com/LyR85p97FC
— RC Deportivo (@RCDeportivo) 2016年12月10日
2016年にマドリー相手に1試合2得点したのは、ホセルと柴崎だけのはず。
なお、インターナショナル・チャンピオンズ・カップでは、PSGのDFトマ・ムニエとチェルシーMFエデン・アザールがそれぞれ2点を記録しているが、これはプレシーズンマッチに過ぎない。
柴崎に追い詰められたマドリーだが、これで無敗記録は37試合にまで伸びた。ジダン監督は「我々は彼ら(鹿島)のプレースタイルに少しばかり驚かされた。どれほど走るのか、どれほど戦うのかにね」などと述べていた。