クラブワールドカップ2016の決勝で鹿島アントラーズを下したレアル・マドリー。

マドリーにとってこのゲームは、2016年に行われる最後の公式戦だった。ここからチームは2週間ほどのミニブレイクに突入する。

そのため日本で一泊し少しゆっくりするのかに思われたのだが、マドリーの公式サイトによれば、選手たちを乗せたチャーター便はすでにマドリードのバラハス空港に到着したという。

その情報によれば、マドリーの選手たちがマドリードに着いたには現地時間19日(月)の午前7時前。フライトは13時間であったということから、日本を出発したのは日本時間19日(月)午前2時前ということになる。

この日の鹿島戦は90分で決着がつかず、延長戦に突入した。

そのため、試合終了のホイッスルが鳴ったのは日本時間午後10時1分頃。つまり、タイムアップの笛から4時間ほどで出国していたことになる。

その後ピッチでは各種セレモニーが行われ、選手たちがピッチを後にしたのは午後10時半過ぎ。ロッカールームに引き上げてからはシャワーを浴びたり荷物をまとめたりと様々な準備があったはずだが、その後日産スタジアムから羽田空港までバスで移動したとなると、時間的にはかなりギリギリだ。

そうした事情もあってか、マドリードに到着してから優勝の報告ツイートをする選手が目立った。おそらく、日本にいる間はそうした時間がなかったのではないだろうか。

ちなみにクリスマス休暇のために別行動を許された選手もいたようで、ルカ・モドリッチとマテオ・コヴァチッチの2人は羽田空港から直接ドバイへと向かったという。

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