『Mirror』は、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ジェームズ・ミルナーがこれまで指導した選手の中でTOP5に入ると話した」と報じた。

2015年夏にマンチェスター・シティからリヴァプールへとやってきたミルナー。初年度から副キャプテンに就任して活躍を見せたほか、今季はサイドバックへのコンバートにも対応してみせた。

突然中盤から最終ラインへと移ることになったものの、その役割にもすぐ馴染んでチームに貢献。

ユルゲン・クロップ監督は彼のコンバートについて以下のように話し、サイドバックにしたいわけではなく、彼の強みを活かすためのポジションを与えただけだと語った。

ユルゲン・クロップ

「彼は既に素晴らしいサッカーの物語の中で一役を担ってきた男だ。

ミルナーがリヴァプールと契約したと聞いた時、私は本当に素晴らしいことだなと思った。その時は、私が彼の成長に手を貸せるとは思わなかったけどね。

私はミリーのことを知っている。彼はいつもプレーしたがっている。おそらくシティではそうではなかったし、それが退団を招いたんだろうね。

外から見ていれば、難しい変化だとは思う。ウイングやセンターハーフからサイドバックへと移るのはね。

しかし、ジェームズはサッカー脳を持っている。良い本能があり、速い。彼はいいよ。

さらに言えば、彼のクオリティがその変化を可能にしたんだ。もし彼が『それはやりたくない』と言っていたら、それは賢くない判断になっただろう。

人々は言う。彼はサイドバックには見えないと。その理由は、彼らが守備的な意識が高いからだろうね。多くの場合、彼は攻撃のためのスペースへと走っているから。

我々は、ミルナーをサイドバックにしたいわけではないんだよ。我々はそれぞれのポジションから選手の影響力を発揮させたいだけなんだ。それが、(ミルナーのコンバートを)いいアイデアだと思っている理由だね。

彼は長いキャリアの中でそのような状況に対処しなければならなかった。彼はオープンであるし、それ(受け入れたこと)には驚いていないよ。

私は100%確信しているんだ。彼の将来はこのポジション(サイドバック)にあると。しかし、彼は快適に過ごしているし、ボールを持ったときには確信が持てる。

間違いなく、彼はこれから5~6年素晴らしい年を過ごすと思うよ」

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