今年10月、カメルーンの伝説的DFであるリゴベール・ソングが危篤状態にあると各紙で伝えられた。
ソングは脳内の血管壁の一部が膨隆し、その中に血液が満たされる「脳動脈瘤」を発症。ヤウンデにある病院で集中的な治療が行われれていた。
一時は昏睡状態に陥っていたそんなソングだが、数日後には意識を取り戻し後に回復。すでにインタビューに応えられるほどの回復を見せているが、スペイン『MARCA』が衝撃的なエピソードを伝えていた。
同紙によれば、ソングの命を救ったのは愛犬の存在であったという。
Song saved from death by miracle
READ: https://t.co/G1yfEcqKGq pic.twitter.com/SS5gVsd1pk
— MARCA in English (@MARCAinENGLISH) 2016年12月26日
ソングは同紙に対し、以下のように話している。
リゴベール・ソング(元カメルーン代表)
「気分が悪くなり、私は倒れた。幸いにも舌が気道を塞ぐことはなかった。
私はドアを開けっ放しにしていた。なぜなら、来客を待っているところだったからだ。もしもそうしていなかったら、今頃は死んでいただろう。
買っている犬が大きな声で鳴き始め、管理人に知らせてくれた。そして彼が救急車を呼んでくれたんだ。奇跡だったよ。
昏睡から目覚めた時、私の体重は60kgしかなかった。私の体の大きさからすると、ありえない数字だよ。
今では5kg増え、リハビリを通して毎日回復している。
昏睡状態に陥っていた時、暗黒が始まり、私が9歳の時に亡くなった父親がそこにいた。
『そこで何をやっているんだ?おいで』と彼は私に言ったんだ」