『Sky Italia』は、「フィオレンティーナのクロアチア人FWニコラ・カリニッチは、中国への移籍に同意した」と報じた。

ニコラ・カリニッチは1988年生まれの28歳。若くしてブラックバーン・ローヴァーズに移籍するもあまり活躍できず、その後移籍したウクライナのドニプロでブレイクした点取り屋である。

昨年夏にフィオレンティーナへと移籍し、セリエAでも活躍。夏に行われたEURO2016にも出場している。

彼の契約には5000万ユーロ(およそ60.9億円)のバイアウト条項(これを超える金額を提示すれば、クラブは自動的に合意したことになる)が付随している。

しかし、今季中国超級リーグに昇格した天津権健は、4000万ユーロ(およそ48.7億円)の移籍金を提示して彼を引き入れようとしているとのこと。

当初はクラブ側が断ったとされていたが、カリニッチ本人が中国への移籍に合意しており、天津権健は1月の早い時期に更なるオファーを出す構えであるという。

その場合、フィオレンティーナは売却に合意しなければならない状況になると考えられている。

天津権健は今年ファビオ・カンナヴァーロ監督を迎えて甲級リーグ(2部)を制覇。クラブのオーナーは権健自然医学という巨大企業で、非常に豊かな資金力を備えている。

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