『Independent』は、「マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、リヴァプール戦に向けて語った」と報じた。
31日に行われるイングランド・プレミアリーグの年内ラストマッチ(日本時間では1日の午前2時半になる)。カードはしかもリヴァプール対マンチェスター・シティとあって、世界中から注目が集まることが予想される。
シティの監督ジョゼップ・グアルディオラ氏はこの試合に向けて以下のように話し、ユルゲン・クロップ氏に対しての賞賛を惜しまなかった。
なお、「ヘヴィメタル」発言については、かつてクロップ氏がドルトムント時代にアーセナルと戦った際、「ヴェンゲルはオーケストラ、うちはヘヴィメタル」と言ったことに端を発している。
ジョセップ・グアルディオラ
「私は、リヴァプールがプレーしている方針を気に入っている。観客にとっては良いだろうね。なぜなら、3~4秒で彼らは攻撃してくるからだ。
おそらく、ユルゲン・クロップは世界でも最も優れた監督だ。この条件で、インテンシティを持って、ボールのあるところでもないところでも攻撃をするようなチームを構築する点ではね。
彼らはヨーロッパでの戦いがないので、週1試合をプレーしている。それはより簡単だ。週に3回プレーするのはより複雑になる。
しかし、彼はそれができる人物だと思うよ。素晴らしいモチベーターだからね。ドルトムントで彼を見ていたが、特に最初の年は1シーズン通して最高のレベルを保った」
(クロップ監督とは2013年7月のスーパーカップで戦い、4-2で負けたね)
「ドイツでは多くのことを学んだよ。スーパーカップで初めてプレーした時、私は驚きを覚えたよ。良いレッスンだった。
私は4-2で敗れ、リーグでも多くのことを学ばされた。状況をどうコントロールするか。それは簡単ではなかった。
クロップが『自分のサッカーはヘヴィメタル』と話した時、私は完全に納得したよ。とてもアグレッシブだからね。
彼によって組まれたチームと戦うときには、戦術面が重要になる。彼らは確固たる攻撃の方針を持っている。それをコントロールしなければならない」
(アンフィールドでは、シティは1981年以来1勝しかしていない。そして、スターリングには非常に厳しいブーイングが予想されるね?)
「マンチェスター・シティにとって、そこに行くことがどれだけ難しいかを示しているよ。
あの雰囲気が敵になれば、常に難しい。しかし、そういったものに対処することも成長の一つであるし、それが出来ればスターリングはもっといい選手になれる」