『Gazzetta dello Sport』は、「ACミランは、GKアレッサンドロ・プリッツァーリに対するマンチェスター・シティからのオファーを断った」と報じた。
提示された金額はおよそ200万ユーロ(およそ2.5億円)であったとのことだが、ミラン側はそれに納得せず断りの返事を送ったという。
アレッサンドロ・プリッツァーリは2000年生まれの16歳。ACミランのユース出身で、すでにイタリアU-19代表の経験を持っているという天才GKである。
基本的にはプリマヴェーラAの所属ではあるが、トップチームでもサードキーパーという立場にあり、セリエAでもベンチ入りしている。
ただ、当然ミランには一つ年上のジャンルイージ・ドンナルンマがいるため、将来的な立場が不透明な状況になっているのだ。
そして、それに目をつけたのがマンチェスター・シティ。二人の「天才」が所属しているのを見て、その「どちらか」を獲得しようとしているという。
ドンナルンマをチェックし大きな提示を検討する一方で、クラブでの将来が見えにくくなっているプリッツァーリにもオファーを送ったとのことだ。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、シティによる最初の入札は断ったという。しかし今後それよりも大きな提示が行われた場合、プリッツァーリがイングランド行きを決断する可能性もあると伝えられている。