『Football Oranje』は、「元オランダ代表FWディルク・カイトは、トッテナム・ホットスパーと入団に向けた交渉を行っていたことを明かした」と報じた。
かつてリヴァプールで長く所属したことで知られるカイト。その後はトルコを経て古巣フェイエノールトに戻り、現在もプレーを続けている。
彼は『FourFourTwo』のインタビューに対して以下のように話し、リヴァプール移籍以前にトッテナムとの接触があったことを明かした。
なお、その当時トッテナムの監督を務めていたのは同じオランダ人のマルティン・ヨル氏であった。
ディルク・カイト
「リヴァプールに移籍する一年前のことだ。僕はトッテナム・ホットスパーに行くチャンスがあった。
しかし移籍マーケットの最終日、僕はフェイエノールトを離れたくないと結論を出したんだ。
その後、リヴァプールは最も関心を寄せてくれた。アトレティコ・マドリーなども接近していたね。彼らも本当に素晴らしいクラブだ。
しかし、リヴァプールが来ていると聞いた時から、そこが唯一の行きたいクラブになった。小さな頃から本当に素晴らしいチームだと知っていたからね。
僕はキャリアを通して自分をフィットさせてきたと思う。全く痛みがない状態でプレーした試合は、それほど思い出せないよ。
もし何かを達成したいと思えば、犠牲を払う必要があるし、痛みに耐えなければならない。
思うに、僕が痛みなしにプレーした試合は、5~10%くらいしかないんじゃないかな」