そのデスポルチーヴォ・ブラジウを運営しているのがトラフィック・スポーツ・エージェンシーという会社。そして、それを買い取ったのが香港の複娛文化(フォーヨー・カルチャー&エンターテインメント)だ。
フォーヨーは中国の巨大投資会社、復星国際(フォーサン・インターナショナル)の子会社である。
そして、そのフォーヨーが株式の30%を保有している会社が、あのGestifute。
Gestifuteは代理人ジョルジュ・メンデス氏のマネージメント会社で、ジョゼ・モウリーニョやクリスティアーノ・ロナウドらが顧客である。
フォーヨーとGestifuteは1月に業務提携を結んだことを発表しており、さらなる中国での活動を表明している。
ピッポ・ルッソ
(ジョルジュ・メンデスについて)
「彼は現在選手だけではなく様々な仲介業務で役割を果たしている。
一般的に、ジョルジュ・メンデスは極東にも経済の体系を確立している。バレンシアのオーナーになったピーター・リム(シンガポール人)の買収にも重要な役割を果たしたことが知られている。
彼はフォーヨー・カルチャー&エンターテインメントを経由して中国と緊密な協力関係を築いている。
中国においては多くの代理人が関わっているため、奇妙な状況になっている。
ジョルジュ・メンデスはこれらの取り引きの多くに関与している。
しかし、現時点で中国において最も活発な動きを見せているのは、キア・ジューラブシャンだ。市場がブラジルに向いているからね」
キア・ジューラブシャンはイラン出身でイギリス育ちの代理人であり、最も有名なのはカルロス・テベスとハビエル・マスケラーノをウェストハム・ユナイテッドに移籍させたウルトラCである。
#KiaJoorabchian porta 60 milioni al #Chelsea per #Oscar: ora è il momento dell'#Inter [@marcodemi90] https://t.co/3hr6ZeQP4q pic.twitter.com/38DJ6gqX07
— calciomercato.com (@cmdotcom) 2016年12月25日
彼はイスラエルの代理人ピニ・ザハーヴィと緊密な関係にあり、中国ではラミレス、アレックス・テイシェイラ、そしてオスカルを仲介してきた。
なお、アクセル・ヴィツェルに関してはイタリア出身の代理人ルチアーノ・ドノフリオが関係している。