16日、Jリーグは元Jリーグ専務理事の木之本興三氏がうっ血性心不全のため亡くなったと伝えた。68歳だった。
木之本氏は千葉県出身。選手としては、東京教育大学(現、筑波大学)を経て、古河電工(現、ジェフユナイテッド市原・千葉)に所属。
現役引退後は日本サッカーリーグの事務局長や総務主事を歴任し、プロ化やJリーグ創設に大きく貢献した。1993年のJリーグ設立後も、常務理事や専務理事を務めた。
村井満(Jリーグチェアマン)
「突然のご訃報に接し、いまだに信じることができません。
一昨年に対談取材でJFAハウスにお越しいただき、Jリーグや日本サッカーの未来について熱く語り合った記憶がまだ鮮明に残っています。
木之本さんは日本サッカーリーグ時代から日本サッカーのプロ化の先鞭をつけ、最前線で奔走されました。
木之本さんがいなければ今のJリーグの姿はありませんでした。
木之本さんが安心してお休みになられますよう、全ての関係者が力を出し合い、Jリーグの理念の実現と日本サッカーのさらなる発展に尽くしたいと考えております。
心からのお悔やみを申し上げます。」