15日、『Gazzetta dello Sport』はトリノに所属するイングランド代表GKジョー・ハートのインタビューを掲載した。

先日大きな話題になったセリエAの新スケジュール案。2部でテストされたクリスマス~新年の試合が成功裏に終わったことにより、1部でも来季から導入される方針になったのだ。

昨季までマンチェスター・シティでプレーしていたジョー・ハートは、それを経験している人物の一人。彼は今回の決定に対する自論を述べたほか、イングランドの選手がセリエAに挑戦しない理由などを語った。

ジョー・ハート

(プレミアリーグではチェルシーが席巻しているね?)

「チェルシーは僕にとっては驚きではないね。おそらくアントニオ・コンテ監督にとっても。

監督として、彼は常に成功を収めてきた人だし、素晴らしい選手としての経験もあった。それはロベルト・マンチーニやシニシャ・ミハイロヴィッチのようだ。

プレミアリーグを予測するのは難しい。何が起こるかわからない。僕はよくわかっているんだ。異常な形で優勝したこともあるし、予想外な形でタイトルを失ったこともある。

僕はいくつかプレミアリーグの試合を見ているが、今の視点はセリエAにある。だから、できるだけセリエAを見るようにしているよ。

なぜプレミアリーグが世界中で人気があるのかは理解しているよ。しかし、ここでプレーしていて気づいたことがある。イタリア人はスポーツへのプライドと情熱を持って生きていると」

(セリエAもクリスマスと新年の試合を行うことになりそうだ。感想は?)

「僕はその期間にプレーすることを好んでいたけどね。ただ、僕はゴールキーパーだからね。疲労は少ない。

チームメイトはとても疲れを感じていたね。いずれにせよ、今年家族とともに休めたことは、悪いものではなかったよ。

人々は言う。イングランドの選手たちがイタリアに来ないのは、セリエAを見下しているからだと。

しかし、それは真実ではないんだ。プレミアリーグで保証された収入という点を除けば、イングランドとイタリアのクラブに対話が少ないからだと思うよ。

頻繁にコミュニケーションを行えば、これらの動きはきっとたくさん起こってくるはずだ。それ以外の理由はないと思うよ」

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