FA(イングランドサッカー協会)がDFバカリ・サニャに罰金処分を科すようだ。
そのキッカケとなったのは、Instagramでのある投稿だ。
Slamming the referee via Instagram? That'll be £40,000. https://t.co/L0RBuj1CE5
— FOX Soccer (@FOXSoccer) 2017年1月17日
年明け早々、シティはホームでバーンリーと対戦。
この試合ではMFフェルナンジーニョが相手選手にタックルし、前半のうちに退場処分となっていた。結局2-1で勝利したものの、シティは長い時間を10人でプレーせざるをえなかった。
そんなこのゲームにサニャは先発出場。試合後、Instagramに投稿した写真に、以下のようなキャプションを付けた。
“10 against 12.. but still fighting and winning as a team.”
「10人対12人.. けれど、それでもチームで戦い勝利した」
「10人対12人」というのは、主審を務めたリー・メイソンへの皮肉だ。フェルナンジーニョの退場は誤っていたと主張するものであり、主審は相手チームの味方であったと言いたいのだろう。
FAはこの投稿に関してサニャに対し4万ポンド(およそ566万円)の罰金を科したという。
今回の投稿は、文字にしてほんの数文字のことだ。サニャもつい興奮して書いてしまったに違いない。しかし、これだけのことで500万円以上の罰金が下るのがプロサッカー選手なのだろう。一般人に置き換えて考えてみれば、かなり想像しづらい世界だ。
なお、サニャはこの時の投稿を残しているが、キャプションからは “10 against 12.."というコメントが消えている。シティはこの処分について上訴するかもしれないという。