クラブワールドカップでの大活躍から海外移籍が報道されるようになった鹿島アントラーズMF柴崎岳。

その候補はリーガ・エスパニョーラのラス・パルマスと言われている。

ラス・パルマスは2014-15シーズンに昇格プレーオフを制し、14年ぶりのリーガ昇格を果たした。

チームは前年にあと一歩のところで昇格を逃しており、ラス・パルマス出身のフアン・カルロス・バレロンが在籍したことでも話題に。昇格初年度は11位と健闘し、なんとか残留に成功した。

そんなラス・パルマスはカナリア諸島の一つ、グラン・カナリア島にある街をホームとする。スペインの領有であるのだが、地図で見ると本土からいかに離れているかが分かる。

この通り!

直線距離にすると最短で約1400km、首都マドリードからは1800kmほど離れており、モロッコやリビア、モロッコ南部、西サハラ北部といったアフリカ諸国とほぼ同じ緯度にあたるのだ。

ラス・パルマスのホームスタジアムであるエスタディオ・グラン・カナリアは、もちろんグラン・カナリア島にある。つまり、柴崎がラス・パルマスに移籍すれば、約2週に1度のペースでスペイン本土(あるいは周辺の島)へ遠征を強いられることになるわけだ。

スペインはグラン・カナリア島以外にも多くの島を領有地として持っており、地中海西部のバレアレス海に浮かぶマジョルカ島(マジョルカのホーム)やテネリフェ島(テネリフェのホーム)もその一つ。

いわゆる「離島」からリーガに参加するチームも珍しくないのだが、ラス・パルマスほど本土から離れたクラブは非常に珍しいと言えるのだ。もし移籍が実現したら、柴崎は移動が大変そう…。

ちなみにラス・パルマスは現在11位で、元ミランMFケヴィン=プリンス・ボアテングや元リヴァプールFWナビル・エル・ザルが所属している。

スペイン本土と日本の時差は8時間(日本が早い)だが、カナリア諸島は本土と経度がズレているため9時間である(サマータイム終了時)。