『L'Equipe』は28日、「フランス・リーグアンのマルセイユは、イタリア・セリエAのミランに所属しているFWジャンルーカ・ラパドゥーラの獲得に向かっている」と報じた。
記事によれば、ミランが彼に付けている価格は2000万ユーロ(およそ24.4億円)で、マルセイユはそれを支払うことを厭わないという。
昨年米国人実業家のフランク・マコート氏に買収されたマルセイユは、今季のアンバランスなスカッドを改善させるために多くの補強を行っている。
先日はユヴェントスからフランス代表DFパトリス・エヴラを獲得しており、最終ラインの強化に成功した。
長友獲りは消滅?酒井所属のマルセイユ、エヴラと契約 https://t.co/czGKPjMjvx
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月25日
そして現在はウェストハムからディミトリ・パイェットを3000万ユーロ(およそ36.7億円)で復帰させようとしているとも言われている。
ラパドゥーラは昨季ペスカーラでセリエBを戦い、40試合で30得点を記録したストライカー。
今季はミランに移籍し、これまで13回の出場で4ゴール2アシストは決めているものの、それ以外ではベンチを外れることも多かった。
ミランは今月エンバイ・ニアングをワトフォードへと貸し出していることもあり、取引は夏に伸ばしたい方針だとも言われるが、これと並行するように動いているものが一つある。
それはマルセイユに所属しており、現在ジェノアに貸し出されている元アルゼンチンU-17代表FWルーカス・オカンポスの件である。
ミランが彼の獲得に向かっていることはアドリアーノ・ガッリアーニ副会長も認めており、マルセイユからの返答を待っている最中だと語っている。
メディアではこの2つの交渉が絡んでラパドゥーラを冬に売る可能性もあるのでは?と伝えており、今後のミランの動きは注目される。
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