『Sky Italia』など各メディアは4日、「ユヴェントスのブラジル代表MFエルナネスは、中国超級リーグの河北華夏幸福への移籍が近づいている」と報じた。
今冬ジェノアからベネズエラ代表MFトマス・リンコンを獲得したユヴェントス。それによって弾かれてしまったのがエルナネスだ。
ジェノアへの譲渡、あるいはサンパウロへのローンなどが取りざたされてきたが、結局1月中には動きがなく、エルナネスはチャンピオンズリーグのメンバーから外されている。記事によれば、彼は現在中国超級リーグの河北華夏幸福と高度な交渉を行っているとのこと。
ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMも5日に「エルナネスは中国へ行く」と『Mediaset』の取材に対して答えており、両クラブ間での動きは順調に進んでいるようだ。
移籍金はおよそ1000万ユーロ(およそ12.1億円)、給与は年間900万ユーロ(およそ10.9億円)になるのではないかと伝えられている。
なお、一方香港出身の代理人ジョセフ・リーが『Corriere dello Sport』の取材で語ったところによれば、まだ契約は行われていないという。彼は中国の「爆買い」を支えている中心的な存在と言われている人物だ。
中国の「爆買い」は、ある代理人から始まった…その複雑な背景とは https://t.co/FZX02b47Y9
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月12日
ジョセフ・リー
「両クラブの交渉がどうなっているかは分からないが、現時点では何の契約もしていないといえるだろう。エルナネスにとって重要なのはプレーすることであり、そこがユヴェントスであるか、中国であるかは関係がない。
彼がチャンピオンズリーグのメンバーから外れたという事実は、肯定的な兆候ではない。ユヴェントスが中国クラブとの契約を締結すれば、我々にとってもいい状況だ。そして、エルナネスはそこへ移籍できる」
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