今冬ジェラール・デウロフェウやルーカス・オカンポスらを補強したミラン。だが、彼らはローンでの加入だ。

中国のコンソーシアムへの売却交渉も完了しておらず、CEOのアドリアーノ・ガッリアーニも「ローンかタダで選手を獲得することを余儀なくされている」と苦しい台所事情を吐露している。

そんななか、『Calciomercato』がミランの今夏の補強リストについて伝えていた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が来季も指揮を執るならば…というものだそうだが。

▼GK→なし

モンテッラはジャンルイージ・ドンナルンマと非常にいい関係にある。その特別な関係は、新契約締結に繋がることだろう。彼の代理人ミーノ・ライオラとクラブの代表者は契約延長について話し合うはずだ。

▼DF→マテオ・ムサッキオ

ミランは今夏新たなCBを少なくとも1人は補強することを狙っている。トップターゲットは、ビジャレアルのアルゼンチン人DFマテオ・ムサッキオ(26歳)だ。移籍金は2500万ユーロ(29.9億円)程度と見積もられている。彼とビジャレアルとの契約は2018年までだが、まだ延長には合意していないことから、このままなら移籍金を値切れるかもしれない。

▼MF→セスク・ファブレガスら

セスク獲得は夢だが、チェルシーの要求に合致するのは難しいかもしれない。とはいえ、ミランの補強リストには他にも多くのセンターハーフたちが載っている。ボルシアMGの若きMFマフムード・ダフード(21歳)は、1000万ユーロ(11.9億円)で今夏獲得できるかもしれない。また、ヴォルフスブルクのブラジル代表MFルイス・グスタヴォ、フィオレンティーナのクロアチア代表MFミラン・バデリもターゲットだ。その一方で、チェルシーからローン中のクロアチア代表MFマリオ・パシャリッチを安く買い取ることも狙っている。

▼FW→ケイタ・バルデら

ラツィオのセネガル代表FWケイタ・バルデはトップターゲットのひとり。彼とラツィオとの新契約交渉は停滞している。トリノのFWアンドレア・ベロッティとフィオレンティーナのFWフェデリコ・ベルナルデスキの両イタリア代表も、ミランが今夏の獲得を狙っているアタッカーだ。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名