16日に行われたUEFAヨーロッパリーグRound of 32の1stレグ。

注目の対戦カードとなったビジャレアル対ローマの一戦は、アウェイのローマが0-4と勝利する一方的な展開となった。

ベスト16進出をほぼ確実なものとしたローマ。このゲームでは、今季好調のあの男がハットトリックを達成している。

その選手とはローマのエース、エディン・ジェコだ。

65分からの21分間で3ゴールをゲットしたジェコ。なかでも1点目と3点目は素晴らしく、ペナルティエリア内でクロスボールを受けると、相手DFを翻弄する形で冷静にゴールを沈めた。ゴール前でとことん勝負強い、ジェコらしい得点であった。

ジェコは開幕直後からゴールを量産しており、1試合で2ゴール以上をあげるのはこれが8回目。

セリエAではゴンサロ・イグアインと並び得点ランキングでトップに立っており、この日のハットトリックによりELの得点ランキングでも首位に躍り出た(8得点)。今、最も調子の良いストライカーの一人と言えるだろう。

なお、ローマに先制ゴールをもたらしたのは、この冬サントスから復帰したエメルソン・パウミエリ。見事なミドルシュートで今季初ゴールを手にした。

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