デンマーク1部のAaBオールボーは、「カメルーン代表FWクリスティアン・バソゴグが中国超級リーグの河南建業に移籍する」と公式発表した。
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— AaB (@aabsportdk) 2017年2月19日
発表によれば、AaBは今季1000万クローネ(およそ1.6億円)の予算が足りない状況となっており、そのためにバソゴグへのオファーを断れなかったとのこと。
これによってAaBは1500万クローネ(およそ2.4億円)の税引き前利益を得ることになり、クラブの戦略的投資を助けることになるようだ。
クリスティアン・バソゴグは先日まで行われていたアフリカネイションズカップ2017で輝かしい活躍を見せ、21歳ながら最優秀選手に選ばれたウインガー。
左利きながらも右サイドを得意とし、高いドリブルテクニックとカットインからのシュートから「カメルーンのメッシ」と高く評価される。
夢は突然叶うもの!ネットで発掘の「カメルーンのメッシ」に大注目 https://t.co/3b5kqeGLyA
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年2月5日
しかも彼は里親に育てられた経験があり、わずか2年半前にはアメリカの3部リーグでプレーしていたという遅咲き。今後どのようなキャリアを歩んでいくか注目されていたところでの中国行きとなった。
なお、給与については河南建業から年870万ドル(およそ9.8億円)が支払われることになるという。
クリスティアン・バソゴグ
「拒否できないオファーがあった。中国でのエキサイティングな経験を楽しみにしている。仲間やコーチ、ともに過ごした素晴らしい人々に感謝したい。
サポーターや僕を養ってくれた里親にも。今日の自分は彼らのお陰で成り立っているよ」