『Liverpool Echo』は20日、「スティーヴン・ジェラードは、朝7時半にリヴァプール・アカデミーのカークビー校を訪れていた」と報じた。
昨年末に現役を離れることを決めたジェラード。それから間もなく古巣リヴァプールでコーチ業を始めることを選択し、アカデミーで何らかの役割を担うことになった。
2月1日にはU-18の練習を訪れており、コーチ業としてのスタートを切った。
ただ、具体的にどのカテゴリで何をするかという点についてはまだ決まっておらず、数週間後に全ての状況が確定すると考えられている。
しかし、ジェラードはさすが指導者業のスタートに向けても準備を怠っていないようだ。
彼は先週末の早朝にアカデミーのカークビー校を訪れ、仕事に向けての準備を進め始めているという。
目的はそこで働いているスタッフのことを知るというものだったようだ。セッションの準備をする前のコーチグループと交流し、関係を深めたとのこと。
U-18の監督ニール・クリッチリーやU-13監督のトム・カルショー(彼はジェラードの幼馴染である)、さらにスカウティングチーム、人事部などのスタッフと仲良くサッカーをしたという。
まだ指導者としては駆け出しとは言え、ジェラードはかつてのスーパースター。コーチ業のスタートに向けてどれだけのモチベーションを持っているのかがうかがえる。