adidasがPumaを告訴するかもしれないという。『Law365』が伝えている。
世界を代表するスポーツブランドとして知られる両者。サッカーファンだけでなく、スポーツを愛する人にとっては誰もが知るブランドだろう。
さて、そんなadidasといえば“スリーストライプス”と呼ばれる三本線がブランドの象徴となっている。
adidasはスリーストライプのデザインをめぐってこれまで積極的な保護を主張しており、Pumaが発売したスパイクが商標権侵害だとオレゴン州の連邦裁判所に訴えたという。
Pumaが発売したスパイクには側面に四本の線が引かれており、adidasは「Pumaによる四本線の使用は、adidasが築き上げてきた信用や魅力を明らかな利用する試みである」と批判している。
adidasとPumaはいずれもダスラー兄弟が立ち上げた企業であり、本社は現在も同じ街にある。
ある意味で特別な関係にあるが、adidasはPumaに対してスパイクの販売の中止や損害賠償金の支払いを求めているという。