『The Sportreview』は26日、「ティエリ・アンリは、ウェイン・ルーニーの去就について話した」と報じた。
先日から中国移籍の噂が流れていたルーニー。最終的にはマンチェスター・ユナイテッドへの残留を表明したものの、夏のマーケットではまだどうなるか不明である。
中国だけでなくアメリカも接近しているという彼は、ユナイテッドでは徐々に出番を減らしており、退団の可能性も示唆されて当然の状況にある。
そして、評論家やファンなど各方面から彼の動きに対する意見が出ており、サッカー界での一大トピックとなっている。
しかし『Sky』の番組でこれについて言及したティエリ・アンリは以下のように話し、決めるのはあくまでルーニー本人であるべきだとアドバイスした。
ティエリ・アンリ
「私がルーニーにアドバイスするとしたら…そうだな。自分がやりたいことをやれ、ということだ。
誰の言うことも聞くな。そして幸せになろう。君は素晴らしい貢献をしてきたし、中国に行きたいならば行っても良い。
もしそれが君を幸せにするのであれば、君の家族を幸せにするのであれば、中国に行こう。
君はサッカーに多くのものを与えてきた。英国だけではなく、世界全体にだ。そして、キャリアを終える日には、家族のこと、コーチのこと、仲間のことを考える。何をやらなければならないかを考える。
我々は皆それぞれの見解を持っている。ルーニーがどこに行くべきかという命題について。
しかし、選ぶのはルーニーである。そして、ルーニーはルーニーであるべきだ。彼は、それに値する人物なんだと思う」