『Sportswitness』は3日、「アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、自伝でアーセナル移籍時のエピソードを語った」と報じた。
2013年にレアル・マドリーからアーセナルに移籍したメスト・エジル。その際には父親が交渉で失敗していたことも明らかになった。
同じく『Bild』に連載している自伝『The Magic of the Game』では、移籍先としてアーセナルを選んだ理由についても書かれているという。
メスト・エジル
「僕は(アーセナル移籍を)選んだ。しかし、それはこれまでで最も難しいものだった。
あの番号は、2010年から自分の携帯電話に入っていた。僕はそこにかけた。
『ヴェンゲルかい』僕は言った。
『他のクラブを探す時になったら、最初にコンタクトすることを約束したね。今、その時が来たよ』と。
レアル・マドリーからアーセナルに行くというのは、人生で最も難しい決断だった。
心の中には、まだレアル・マドリーでチャンピオンズリーグに勝つという野望があった。そして、仲間とともに世界的な選手になりたかった。レアルでの旅は終わっていなかった。
静かな声をしたあの人(ヴェンゲル)は、前向きなアプローチと知性ある言葉で、僕を欲しがっていることを見せてくれた。
ヴェンゲルは3年間僕を集中的に見てくれていたし、あの時点のアンチェロッティよりもいい感覚を与えてくれた」