13〜15日に行われたAFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節。ガンバ大阪は江蘇蘇寧(中国)と対戦したが、ホームで0-1と敗れてしまった。
ガンバを沈めるゴールを決めたのは、2010~2015年までチェルシーに在籍した元ブラジル代表MFラミレス。
39分、中央でボールを受けると、ボックス内の味方に楔を入れ、その落としをダイレクトで狙う!すると、左足で放たれたシュートは鋭い回転がかかり、ゴール左隅へものの見事に突き刺さった。
これぞワールドクラスの一発…。
ガンバは先週末のFC東京戦で左頬を骨折した東口順昭に代わり、今季、横浜F・マリノスから加入した鈴木椋大がゴールマウスを守っていたが、国内ではなかなか体験できないスーパーゴールでいきなり洗礼を浴びる形となった。
元韓国代表FWチェ・ヨンス監督が率いる江蘇はこれでグループ3連勝。ちなみに今季の公式戦5試合で奪ったゴールは全てラミレス、アレックス・テイシェイラのブラジル人2選手で、やはり強力な助っ人の存在がチームに大きな影響を与えているということだろう。
一方、初戦でアデレード(オーストラリア)に快勝したガンバだが、これで前節の済州(韓国)戦に続いての連敗となった。
長谷川監督は「正直、消極的なプレーに終始したと思っています」と、敗戦に落胆。ラミレスに関しては「左足ですけど非常に精度の高いシュートを世界的な選手は打ってくるので。ゴール前の対応というのは、もっともっと厳しくいかないといけないなと改めて感じました」と話していた。
両者は来月11日、今度は江蘇のホームで折り返しの試合を戦う。