今週行われたJリーグYBCルヴァンカップの開幕節で、清水エスパルス相手に1-0と勝利した柏レイソル。
決勝点となったのは、この日プロデビューを果たしたMF手塚康平の素晴らしいボレーシュートだった。
J初得点はジダンみたいな超絶ボレー!柏MF手塚康平のゴールを見たか https://t.co/5VGGumiT9T
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年3月15日
今季の柏にとって、これがホーム初勝利。
試合後、柏の選手たちは日立柏サッカー場に駆け付けたサポーターたちと喜びをともにしたのだが、この時の映像を柏のTwitterアカウントが紹介している。
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— レイくん@柏レイソル (@Rey_kun) 2017年3月16日
こちらは、クラブのマスコットである「レイくん」が撮影したもの。
そこには試合後、選手たちがピッチ上で喜ぶ貴重なシーンが収められており、勝利した際の恒例行事となっている「勝利のダンス」が選手目線で楽しめる。
なかでも素晴らしいムードが感じられるのは、手塚康平が挨拶をした直後。
コールリーダーからトラメガを渡された手塚が「せーの」と叫ぶと、サポーターたちは「レッツゴーカシワ」を熱唱!メインスタンドやバックスタンドで聞いていてもゾクゾクするが、やはりこの目線から味わうことのできる迫力は格別だ。
こうして見ると手塚が挨拶した際、その様子をスマートフォンで撮影するファンはほとんどいないのが分かる。おそらく、コアサポーターたちはそうした“記録”には関心がなく、今そこにある瞬間を何よりも楽しんでいたのだろう。
この日がプロデビューとなった手塚にとっても、一生忘れることのできない経験になったはずだ。