『AS』は19日、「バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、中国からのオファーを断っていた」と報じた。

かつては世界最高のMFの一人として知られたイニエスタ。パフォーマンスは劇的に落ちているわけではないが、近年はやや怪我が増加しており苦しんでいる。

今季はこれまで15試合に出場しており中盤に奥行きを与えているが、アンドレ・ゴメスの加入によってやや序列も低下しているとも言える。

彼に対してバルセロナは2年以上の契約を提示しているとのことだが、イニエスタはチームでの影響力の低下を懸念しており、合意には至っていない。

そんなイニエスタの状況を利用しようと考えたのが中国。

記事によれば、彼に対して中国の2つのクラブが獲得に向けたオファーを送っていたという。しかも、そのうちの一つは手取りで年間3500万ユーロ(およそ42.3億円)という額だった。

しかし、今年33歳になっているイニエスタは、スペイン代表で2018年ワールドカップの出場を目指していることもあり、当面はバルセロナに残りたいという意思があったとのこと。

イニエスタとバルセロナの契約は2018年夏に満了を迎える。もしこのままクラブとの交渉がうまく進まなければ、アジアに渡る可能性もある?

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