先週末、味の素スタジアムで行われたFC東京と川崎フロンターレによる多摩川クラシコ。

好調同士の一戦は終盤の3ゴールでFC東京が3-0と勝利し、新加入となる大久保嘉人にも嬉しい初ゴールが生まれた。

先日のガンバ大阪戦終了後、悔しさのあまりFC東京のユニフォームをピッチに投げつけ、さらにはそれを蹴ってしまった大久保。

サポーターから大きなバッシングを受けたが、直後のリーグ戦、しかも古巣相手とのダービーマッチですぐさま結果を残すあたりは流石である。

ゴールを決めた大久保はゴール裏へと走っていき、両手を合わせ謝罪のようなパフォーマンスを見せた。

そんな大久保は試合後、再びゴール裏に登場。その時、FC東京のサポーターが掲げていたゲーフラがなかなかユーモアであった。

そこに揺れていたのは、「大久保は戴いた 東京ルパン」という横断幕。

自分たちをあの怪盗に見立て、多摩川の向こうにいるライバルにメッセージを送ったというわけだ。

なお、FC東京のサポーターが過去の多摩川クラシコでもユーモアあるゲーフラ(イルカは泳げ、など)を掲げている。

試合後、大久保はゴール裏でサポーターたちと一緒に勝利の儀式「シャー!」を披露。その後、古巣である川崎のゴール裏にも挨拶に訪れ、熱い歓迎を受けていた。

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