先日行われたインターナショナルマッチウィークにおいて、日本はUAE代表とタイ代表に連勝。サウジアラビアと並んで予選グループ突破の可能性を高くした。
しかしその一方、日本に敗れた2つのチームには激震が走っている。
タイは2014年から監督を勤め「アジアのバルサ」と言われるチームを作り上げた「ジーコ」ことキャティサック・セーナームアン氏が突如辞任を発表。
【速報】日本に大敗のタイ、ジーコ監督が電撃辞任 https://t.co/jVo4GceU9a
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年3月31日
そして、UAE代表もロンドン五輪出場など多くの実績を残してきた英雄マフディ・アリ監督が辞任。協会の説得の甲斐なく、チームを離れることになったのだ。
次のワールドカップ予選は6月。それまでに次期指揮官を探さなければならない両チームは、既に候補のリストアップを始めているという。
タイで真っ先に噂されたのは、かつてレスター・シティを率いてプレミアリーグ優勝を成し遂げたクラウディオ・ラニエリ氏だった。
メディアではむしろ協会がラニエリの招聘を求めたことからジーコ氏が辞任したという話もあったが、これは後にレスターのオーナーによるジョークだったと否定されている。
他に有力だと言われているのは、元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベーラ氏、そして元日本代表の岡田武史氏、元日本五輪代表監督の手倉森誠氏、元タイ代表監督のヴィンフリート・シェーファー氏ら。
また、元ムアントン・ユナイテッドのドラガン・タライッチ氏、アフリカで多くのチームを率いてきたミロヴァン・ライェヴァツ氏、これまた元日本代表のフィリップ・トルシエ氏なども名前があがっている。
また、UAE代表の後任候補には、タイと同じくアレハンドロ・サベーラ氏の他、元アル・ナスル監督のイヴァン・ヨヴァノヴィッチ氏や、元Jリーガーでもあるコズミン・オラロイウ氏らの名前が伝えられている。