『Gazzetta dello Sport』は12日、「ACミランの買収計画は完了に近づいている」と報じた。

昨年夏に中国系コンソーシアムのシノ・ユーロップに株式を売却することを決めていたミラン。

しかしその取引は遅れに遅れた。中国政府が資金の国外流出を絞っていたため契約締結は2度の延期を余儀なくされ、コンソーシアムも解散に追い込まれた。

だが、拠点をルクセンブルクに移し、ロッソネーリ・スポーツ・インヴェストメントと名を変えたコンソーシアムには、アメリカからの投資が舞い込んだ。

巨大投資ファンドのエリオット・マネージメントが1億8000万ユーロ(およそ208億円)を注入したことにより、必要な量の資金を手に入れることに成功していた。

資金は既にルクセンブルクに到着しており、13日朝にミランの持株会社フィニンヴェストに1億9000万ユーロ(およそ219.5億円)が入金され、買収は完了するものと考えられている。

ロッソネーリ・スポーツ・インヴェストメントの代表リー・ヨンホン氏は既にミラノに到着していることが確認されている。

買収が完了した後は、新オーナーらがモンテッラ監督、選手らともミーティングを行う予定となっているとのこと。

土曜日にはインテルとのミラノダービーを控えているミランであるが、この試合が新オーナーのお披露目ともなる模様だ。

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