マンデーナイトに唯一行われたプレミアリーグの第33節、ミドルズブラ対アーセナル戦。
試合は1-2でアーセナルが勝利しなんとか勝ち点3を手にしたのだが、最大のサプライズはその選手選考にあった。
アーセン・ヴェンゲル監督は前節のクリスタル・パレス戦から6人の先発メンバーを変更したのだ。その顔ぶれは以下の通り。
GK:ペトル・チェフ
DF:ガブリエウ・パウリスタ
DF:ローラン・コシェルニ
DF:ロブ・ホールディング
MF:グラニット・ジャカ
MF:アーロン・ラムジー
MF:アレックス・オックスレイド=チェンバレン
MF:ナチョ・モンレアル
FW:メスト・エジル
FW:アレクシス・サンチェス
FW:オリヴィエ・ジルー
なんと、リーグ戦では昨年8月から出場していなかった21歳のDFロブ・ホールディングを先発で起用し、3バックを採用したのだ。
選んだシステムは3-4-3。ガブリエウ・パウリスタ、コシェルニ、ホールディングの3バックに、ボランチはジャカとラムジー。そしてウイングバックは右にチェンバレン、左にモンレアルを置き、エジル、サンチェス、ジルーが前線を組んだ。
Here we go - COME ON ARSENAL!
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— Arsenal FC (@Arsenal) 2017年4月17日
こちらがキックオフ直後の陣形。黄色のユニフォームを着たアーセナルは、完全に3-4-3のシステムだ。
アウェイで4連敗中とは言え、降格圏に沈むミドルズブラ相手にいきなり3バックをテストするとは…。ヴェンゲル監督の大胆かつリスキーな采配には賛否の両方が集まることとなった。
サンチェスとエジルのゴールで1-2と勝利したものの、特に3バックの出来が芳しくなく、ビルドアップの部分で大きな課題を残した。
逆転でのCL出場権獲得を目指すアーセナル。今季はトッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、サウサンプトン、エヴァートンといった難敵との試合が残されているが、ヴェンゲル監督はこのシステムを継続させるのだろうか?
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