所属するメスで「第3GK」という扱いを受けている川島永嗣。
今季はほとんど出場機会に恵まれていないが、18日に行われたリーグアン第31節のPSG戦で突如出番が回ってきた!
#FCMPSG Voici la composition du FC Metz pour la réception du Paris Saint-Germain ce soir. pic.twitter.com/1UU0GRh5Cz
— FC Metz ☨ (@FCMetz) 2017年4月18日
メスのフィリップ・ヒンシュベルガー監督は、ここまで31試合に出場している守護神のトマ・ディディヨンを外し、川島を先発で起用したのだ。
川島にとってメスの公式戦で出場するのは今年1月のRCランス戦以来であり、リーグ戦でのプレーはこれが今季初めてのこと。その対戦相手がリーグ屈指の得点力を誇るPSGということで、川島もさぞ闘志を燃やしていただろう。
しかし、試合は地力に勝るPSGのペース。33分、エディソン・カバーニが左サイドからのクロスに頭で合わせ先制すると、36分には上手く抜け出したブレーズ・マテュイディがニアサイドを突き、前半のうちに0-2へ。川島は2点のビハインドを背負って後半に折り返した。
すると後半、メスが反撃!
78分、途中出場のヤン・ジュフレがフリーキックを直接突き刺すと、88分にはシェイク・ディアバテがゴール前で押し込み、土壇場でスコアを2-2に。
メスが勝ち点1を手にするかに思われたが、ドラマは終盤に待っていた。
後半アディショナルタイム、ハビエル・パストーレからのクロスをマテュイディが頭で合わせ、これがゴールの右隅へ。川島は全く反応することができず、最後の最後でPSGが逆転に成功し、2-3の逆転勝利を収めた。
川島のリーグアンデビューはほろ苦いものに…。一方、劇的な勝利を収めたPSGは勝ち点を「77」とし優勝戦線になんとか留まった。
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