アルビレックス新潟に所属するMF小泉慶。
Jリーグ屈指の“潰し屋”タイプの選手で、ファウルを恐れることなくタックルに向かう姿勢は日本人離れしたメンタリティを感じさせる。
そんな小泉は今シーズンからかつて山口素弘やレオ・シルバがつけた背番号「8」を受け継いでおり、ここまでのJ1で全試合に先発中。先週末に行われたヴァンフォーレ甲府戦では、こんなプレーがあった(音ズレあり)。
0-2と新潟がリードし迎えた71分、甲府は阿部翔平のパスにドゥドゥが抜け出し突破を試みる。
しかし、このピンチを察知したのが小泉だった。ボールを持っていたドゥドゥに対しスライディングを敢行すると見事に奪い取り、さらにはマイボールにまでしたのだった。
エリア内かどうかは少し微妙な部分もあるが、それでもリスクを恐れずしっかりとマイボールにするあたりは流石だ。「これぞ小泉」という勇気のあるプレーだった。