『Sky Italia』は21日、「イタリア審判協会会長のマルセロ・ニッキ氏は、来季からセリエAでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を使用する予定だと話した」と報じた。
昨年末に日本で行われたクラブワールドカップにおいて、初めてオンラインで試験導入されたVAR。
まだ判定の際に時間がかかるという問題はあるものの、オーストラリアやアメリカのリーグ、あるいは国際親善試合などでテストが重ねられており、技術を高めている。
そして今回、なんとセリエAが2017-18シーズンから早くもVARを本格導入する方針で動いていることが明らかになった。
当初、イタリアサッカー連盟(FIGC)は6月2日に行われるコッパ・イタリア決勝での導入を考えていたものの、それは認められず。
しかし、その3ヶ月後に開幕する2017-18シーズンのセリエAのスタートからVARを本格的に使っていきたいとFIFAに求めているとのこと。
ドイツ・ブンデスリーガやオランダ・エールディビジでもテストの予定があると伝えられているが、いきなり本格的に主要トップリーグでの導入というのは非常にスピーディな展開。実現すればおそらく世界初になるだろう。