23日に開催された『ウイニングイレブン2017』世界大会のアジア地域決勝。10名のトッププレイヤーがしのぎを削った。
その中で、ベストゲームと言える盛り上がりを見せたのが、決勝大会が行われるカーディフ行きのチケットをかけた準決勝、その第1試合だ。
「PES_LEAGUE ROAD TO CADIFF アジア地域決勝」決勝トーナメント
準決勝第一試合は
じょー(日本)vs Leopard(韓国)#PES_LEAGUE#ウイイレhttps://t.co/VtjnYDVtML pic.twitter.com/XcjXCqTgWM
— ウイニングイレブン (@we_konami) 2017年4月23日
グループA1位のじょー(日本)とグループB2位のLeopard(韓国)の対戦。まさにシーソーゲームとなった一戦は、e-Sportsの醍醐味にあふれる素晴らしい試合だった。
最終的には、じょーが2戦合計5-4で勝利。非常にテクニカルでゲームとしての質が高く、ぜひ動画で試合を観戦してほしいのだが(※下動画の4:20:50~、チーム設定以降であれば4:25:22~)、特に決勝点となったルイス・スアレスのゴールを画像を交えながら紹介したい。
会場でおそらくこの日一番の歓声が挙がったスーパーゴールは、Qoly認定の大会ベストゴールだ。
※対戦が頭出しされない場合は5:02:43~。
まず中盤でLeopardのパスをカットしたじょーがカウンター。
2ndレグも終盤ということで、相手プレイヤーのクセが分かっている時間帯。やや緩さのあるパスを鋭い出足でカットした。
ボールを左サイドのネイマールに展開。するとアンドレス・イニエスタが中央を全力で抜けていく。チャンス!
イニエスタへパスを出したものの相手DFも戻ってきていると見ると、切り返して逆を取る。相手は後手を踏んで戻ってきたためベクトルがゴール方向へ向いており、この切り返しで相手のマークを外すことができた。
そのタイミングで、今度はルイス・スアレスが裏へ。ここからパスを決断する速さが結果的にスーパーゴールを生んだ。
結果は、まさかのスコーピオンシュート!ゴールが決まった瞬間の会場の興奮ぶりはスゴかったが、それまでの試合展開が素晴らしかったからだとも言える。
繰り返しになるが、大会屈指の名勝負となった日韓対決はぜひ実際に動画でご覧いただきたい。