アントニオ・カッサーノ

(セリエAについて)

「ユヴェントスは勝ち続けるだろうね。なぜなら、彼らは素晴らしいし、良いメンタル面の強さを持っている。

ただ、全体的なレベルは落ちているよ。90年台後半には、7チームの素晴らしい争いがあった。

その7番目であったフィオレンティーナにも、ルイ・コスタやエジムンド、バティストゥータがいたんだ。

だからこそ、僕が長い間プレーし続けることもできるし、違いも作れると思う。辞める時ではない。

フランチェスコ・トッティにも辞めないように言っているよ。彼はまだ10〜12ゴールは決められる。ただ、プレー機会が少ない時は常に難しいんだ。

彼と僕は、あの世代の最後の英雄だ。トッティは僕にとって最高のパートナーだった」

(自分の強さをどこで感じた?)

「EURO2012、そしてサンプドリアでの最初の時期(2007〜2010)だね。僕はとても強かったし、まるで無敵であるかのように感じたよ」

(バルセロナはユヴェントスに負けたが?)

「僕は4度ユヴェントスへの移籍を断った。そして、それを残念には思っていない。

最初はバーリにいた時、そこでは2回だった。アレッシオ・セッコがディレクターを務めていたとき、そしてベッペ・マロッタに替わった後だ。しかし、僕はローマを選んだ。

彼らは強いから、怒らせたくはない。しかし、彼らは常に同じ道を歩める選手を選ぶものだ。僕は正しいと思える場所を選択した。

ユヴェントスはトレブル(3冠)を獲得できるだろう。しかし、チャンピオンズリーグでは決勝に勝ち上がってもレアル・マドリーと対戦する。彼らは『負け犬』になると思うよ」

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