『AS』は、「ファビオ・カペッロ氏は、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシについて語った」と報じた。
かつてレアル・マドリーを2度指導し、リーガ・エスパニョーラを制覇した経験も持っているカペッロ氏。ただ、クリスティアーノ・ロナウドとは時期が被っていない。
彼は先週末に行われたエル・クラシコを前にしてインタビューに応え、今季のバロンドール、FIFA最優秀選手賞候補であるクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシについて以下のように評したという。
ファビオ・カペッロ
「単純な話だ。クリスティアーノ・ロナウドは素晴らしい点取り屋であるが、彼はリオネル・メッシほどの輝きは持っていない。17~18歳のメッシは天才だった。
クリスティアーノ・ロナウドはいい選手だった。そしてハードワークと努力を通じて傑出したストライカーになった男だ。
彼は偉大な選手であるだけでなく、優れた人物だ。しかしながら、彼は魔法のような技術は持っていないし、想像を絶するような動きもしない。
私にとっては、それらは全く違う選手なのだ」
(クリスティアーノ・ロナウドがバロンドール候補?)
「そうだね。間違いなく彼が最有力だと思う。ロナウドはポルトガル代表としてEURO2016を制覇し、レアル・マドリーではチャンピオンズリーグを勝ち取った。
彼は立派な勝者になるだろう。しかし、天才プレイヤーという点で話すのであれば、それは全く違ったものになるね」