3日に行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第4節。

FC東京対北海道コンサドーレ札幌の試合では15歳の久保建英が途中出場し、見事トップチームデビューを果たした。

この日ベンチ入りした久保は66分、永井謙佑との交代でピッチに登場。ゴールこそなかったものの、86分にはペナルティエリアの少し手前から惜しいフリーキックを放つなど、可能性を感じさせるプレーを披露した。

さて、そんな久保は15歳ながらU-20ワールドカップに向けた日本代表メンバーに招集されたばかり。これは二階級の“飛び級”にあたり、出場全選手の中でも最年少の可能性がある。

類まれな才能からクラブチームでも“飛び級”扱いとなっている久保建英。そうした事情ゆえ、実に様々なチームでプレーしている。

昨年夏から現在にかけて、久保がプレーしたチームと出場したコンペティションは以下の通り。

FC東京U-18

・日本クラブユースサッカー選手権
・Jユースカップ
・Jリーグインターナショナルユースカップ
・高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグ など

FC東京U-23

・明治安田生命J3リーグ

FC東京

・ルヴァンカップ

U-20日本代表(前U-19日本代表)

・アルゼンチン遠征
・ドイツ遠征
・U-20ワールドカップ(登録メンバー入り)

U-16日本代表(現U-17日本代表)

・AFC U-16選手権

久保の在籍は現在、FC東京U-18である。

しかし、スケジュールが許す限りJ3のFC東京U-23でプレーしており、今季はここまで5試合で先発中。セレッソ大阪U-23との試合ではゴールを決め、「15歳10ヶ月11日」というJリーグでの最年少得点記録を樹立した。

そしてこのほどトップチームでデビューを飾ったわけだが、世界的に見ても3つのカテゴリーで出場機会を得るというのは珍しいことである。

また、久保は日本代表でも2つのカテゴリーを経験。昨年はU-16日本代表(現U-17日本代表)としてAFC U-16選手権で活躍し、そして今年はU-20ワールドカップへの参加も現実的なものとなった。

U-17日本代表の中心的選手ということで、久保は10月に行われるU-17ワールドカップへの出場も濃厚になっている。

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