『The National』は2日、「UAEサッカー協会は、新たな代表監督としてアトレティコ・ナシオナルのレイナルド・ルエダ氏を引き抜く」と報じた。

3月に行われたワールドカップ予選で日本代表、オーストラリア代表に連敗したUAE。その後マフディ・アリ監督が辞任を表明し、指揮官が不在となった。

これによってワールドカップ出場についてはかなり難しくなっており、残り3試合で勝点4をひっくり返す必要がある。

多くの指導者の名前が取り沙汰されてきたが、次の試合が6月ということもあって時間をかけての交渉が行われてきた。

そして、最終的に招聘することになったのがレイナルド・ルエダ氏であるという。

2015年からコロンビアの名門アトレティコ・ナシオナルの監督を務め、昨年はコパ・リベルタドーレスを制覇し、クラブワールドカップに出場している。

彼はまだ契約を残しているものの、UAEはその解除料を支払って引き抜きを行うことに前向きであるという。

UAEは彼と2年契約を結び、ワールドカップ予選だけでなく、2019年アジアカップまで指揮を執ってもらう形となるようだ。

ルエダ監督は2010年にホンジュラス代表監督としてワールドカップを経験しており、2014年大会でもエクアドルで予選突破を果たしている名指揮官。

国際経験豊かな彼の下で「黄金世代」のUAEは再び好成績を残すことが出来るだろうか?

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