U-20ワールドカップに向けた日本代表メンバーに選出されたDF藤谷壮。

昨年行われたAFC U-19選手権では当初ベンチに座っていたが、グループステージの第3節から先発の機会を掴み、4試合に出場しチームの優勝に貢献した。

今季はJ1でこそ出場機会に恵まれていないが、JリーグYBCルヴァンカップでは全試合に先発出場中。10日に行われたグループステージ第4節のヴァンフォーレ甲府戦では、正確な右足からチームの全得点を演出した。

・43分(01:22から)

・67分(02:02から)

0-1とリードされ迎えた43分、アグレッシブな突破からカバーに入った入間川景太を振り切ると、右足でクロスをあげ小林成豪のゴールをアシスト。

67分には田中順也にふわりとしたボールを送り、その落としを中坂勇哉がシュート!これが田中に当たってゴールとなり、藤谷は見事2ゴールに絡む活躍を見せた。

豊富な運動量と正確なクロスが武器で、「NEXT内田篤人」とも呼ばれる藤谷。U-20代表ではG大阪で今シーズン結果を残している初瀬亮とポジションを争うことになるが、激しいバトルになりそうだ。

大活躍となった藤谷は試合後、「自分らしい攻撃の仕掛けをできたかなと思う」とコメント。

また、U-20代表については「監督にしっかりアピールしたい気持ちが強かったですし、チームで結果を残さないとダメだと思っていた」と話し、「大会前で期間が短いですけど、しっかりチームでやることの共有、オフザピッチの時にコミュニケーションを取る機会があると思うので、話し合って、チームの雰囲気も大切ですし、深めていきたいです」と意気込みを語った。

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