8日から10日にかけて行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第6節。

鹿島アントラーズはホームでムアントン・ユナイテッドに2-1で勝利し、見事1位通過を決めた。

鹿島がこの日戦ったムアントンには、北海道コンサドーレ札幌移籍が決定しているチャナティップ・ソングラシンがプレーしている他、一人の日本人選手も在籍している。

そのプレーヤーがDF青山直晃だ。

U-22日本代表の一員として、北京五輪に向けたアジア予選にも出場したことで知られる青山。

結局五輪に出場することはできなかったが、空中戦の強さは日本でも有数であり、清水エスパルスでレギュラーポジションを掴み取った。

青山は横浜F・マリノスやヴァンフォーレ甲府を渡り歩き、2015年にムアントンへと移籍。今季は3シーズン目となるが、初出場のACLで決勝トーナメント進出を決めたのだった。

そんな青山にとって、この日の鹿島戦は久しぶりの日本でのゲームとなった。流石にタイから応援に駆けつけたファンはそこまで多くはなかったものの、ゴール裏には温かいゲームフラッグがあった。