現地時間20日、キャピタルワン・カップの準決勝1stレグ、リヴァプール対チェルシー戦がアンフィールドで行われた。

キャピタルワン・カップはイングランドのリーグカップ。イングランドとウェールズから92クラブが参加するコンペティションで、今シーズンはすでに準決勝まで進んでいる。決勝戦は3月1日、ウェンブリーで行われる。

そんなキャピタルワン・カップの準決勝で相まみえたのは欧州を代表する2大クラブだ。

いずれも主力メンバーを先発に起用した試合は前半のうちにエデン・アザールがPKを成功させチェルシーが先制。この準決勝では2ndレグで延長線に突入して初めてアウェイゴールが適応されるため「2倍ルール」的な意味合いはないが、アウェイでの先制が選手に与えた影響は大きかっただろう。

しかし、後半に入りラヒーム・スターリングが同点をあげ試合は1-1でタイムアップ。翌週、スタンフォード・ブリッジで行われる2ndレグで決着がつけられることになった。

さて、そんなこの試合が行われたアンフィールドにはこの日も多くのサポーターが押し寄せたわけだが、こんなジャイアンとフラッグが掲げられていたようだ。

コップスタンドに出現した、ジェラードの超巨大フラッグ。

ジェラードの後ろ姿が大きく描かれており、上部にはこのような文字が書かれている。

"The best there is, the best there was and the best there ever will be"
「今現在もこれまでも、そしてこれからも最高の選手」

今シーズン限りでの退団が決定したジェラードを讃えるメッセージである。

その大きさは一般的なフラッグの常識を越えるものであり、サポーターグループがこめた思いの強さを感じる(ジェラードの拍手もこれに対してのもの?)。

試合後ジェラードは自身のInstagramにこの写真を掲載し、「コップに掲げられた新しいフラッグを誇りに思う。掲げてくれたみんな、ありがとう。...今日も素晴らしい応援だった」とコメント。

試合に勝利することはできなかったが、自身を投影した巨大すぎるフラッグによほど感激したようだ。

ちなみ、この日のアンフィールドでは他にもこんなフラッグがあったそう。

"Get Gerrard to Wembley"
「ジェラードをウェンブリーに連れて行こう」

"From Spain to see the great captain Steven Gerrard"
「偉大なキャプテン、スティーヴン・ジェラードを見にスペインから来ました」

愛され方が半端ではない。

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