レアンドロという大エースを怪我で失いながらも、今季まずまずの戦いぶりを見せているヴィッセル神戸。
J1では3連敗もあり順位を8位にまで下げたが、JリーグYBCルヴァンカップではグループBで4連勝を飾っており、勝ち抜けをほぼ確実なものとしている。
そんな今シーズンの神戸で最も明るい話題といえば、ユース出身のMF中坂勇哉だ。
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昨日の鳥栖戦の「覆面記者の目」を掲載。「ネルシーニョ監督は勝利を掴み取りつつも、攻撃のオプションを探していたことが解る」
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— ヴィッセル神戸 (@vissel_kobe) 2017年5月4日
昨シーズンの時点ですでに頭角を現していた中坂。今季も出場の機会を得ており、弱冠19歳ながらJ1とルヴァンカップの両方でゴールをあげている。世代別代表の経験はないが、その活躍からU-20ワールドカップに向けた日本代表メンバーに推す声もあったほどだ。
その中坂は先週末に行われたサンフレッチェ広島戦に75分から途中出場。1-1で迎えた81分、天才的なプレーでチャンスを作った(04:09から)。
大森晃太郎から斜めのパスが入ると、中阪は動きながら左足のヒール(足裏?)で合わせ、松下佳貴にボールを繋いでみせた。
この体勢で、広島DFの間を通すパスコースを描けているのがスゴい…。柿谷曜一朗を彷彿とさせる独特のイマジネーションだ。
結局このシーンは得点には繋がらなかったものの、中坂の才能を感じさせるようなプレーだった。