『BBC』は11日、「マレーシアサッカー協会顧問のトゥンク・イスマイル・イドリス王子は、北朝鮮での安全性を懸念している」と報じた。

2月に発生した金正男氏殺害事件は、サッカーにも大きな影響を及ぼした。

現場となったマレーシアと北朝鮮との関係は極めて悪化し、そのためにアジアカップ予選での対戦が延期されていた。

それは現在6月8日に北朝鮮で開催される予定となっているのだが、マレーシアサッカー協会は「中立地に移すべき」とAFCに嘆願している。

もしこの試合をマレーシアが辞退した場合は、北朝鮮が3-0で勝利したという扱いとなる。

トゥンク・イスマイル・イドリス王子

「北朝鮮によって提供される宿泊施設、そして食事に関する安全性の心配が非常に懸念されている。

私が受け取った情報によれば、破壊活動が行われる可能性があることから、自分たちで食料を全て持っていく必要がある。

また、審判の問題についても大きな懸念事項だ。間違いなく大きな圧力がかけられることから、マッチ・オフィシャルが影響を受ける可能性が高い」

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